ABOUT

はじめまして、㈱丸千グループで運営する『Mochiya』です。
【㈱丸千グループについて】
現在の東京都台東区が浅草区と下谷区に分かれていた戦前、浅草観音の裏手の間口二間の長屋で、一人の子沢山の寡婦が六区街を中心に卵、砂糖、雑穀、それに塩・乾物といった食品材料を商っていました。これが今日の丸千の始まりです。

物資が乏しく経済統制の厳しい戦時中、悪性インフレと食糧難で餓死寸前の敗戦直後。正しく命の糧となった貴重な食料品をわずかながら配給し、病人や妊産婦を優先に市場に供給し続けました。荒んだ人々の心にほのぼのとした温もりをと、和菓子の材料を提供し始めたのもこの頃でした。

やがて戦後の混乱が終息し、社会・経済の安定にともなって商いも徐々に伸長し、数名の丁稚どんが自転車で配達に精を出すようになりました。昭和28年、会社組織に改めて合資会社丸千商店を設立し、さらに昭和38年、日本経済が神武・岩戸の高度成長期に入ると一層の躍進を期して株式会社丸千に改組し、米穀を中心とした企業展開をはかりました。その後、わが国経済の未曾有の発展と歩調をあわせ堅実に業容を拡げ、昭和44年に埼玉県加須市砂原に搗精工場の設立、昭和48年に食品事業部（翌年株式会社もちやとして独立）を設立し、皆様の暖かいご支援をいただいて着実に成長を続けている次第です。

【製造手法について】
お餅の製造「米は日本の心、餅は日本人の故郷」といわれます。グループ会社㈱もちやでは約半世紀に渡り、お米の製造加工を行ってまいりました。その中で培われた技術を使い、昔ながらの製法を活かし、製造をしております。
季節や日々の気温の変化、お米の品種・品質を確認し、適切な蒸気を与えお米を蒸し上げることを職人の目を通じて行い、昔ながらの杵つき製法により丁寧に搗きあげ製造を行っております。その上で、食品安全にも目を向け、金属検出機を用いた管理、微生物検査を実施し、安全な食品をお届けできるよう努めております。

【製造工場の衛生管理について】
㈱もちやでは、食品安全に向けた取り組みとして国際規格IS22000：2018に則った衛生管理を実施しております。

【原材料のこだわり】
当社で用いる原材料は、国内産のもち米を主原料として製造しております。日本各地の産地にて集荷されたお米を自社の精米工場にて選別・精選しております。また、昨今ではおもちをそのまま食するだけでなく様々な料理へのトッピングとしての使用も広がってきています。例えば、鍋に入れる用のおもちやピザに入れるおもちなどがその代表的な商品です。そのようなおもちでは、お餅の溶けにくさやより柔らかい食感などが求められています。そのようなニーズに対応するため輸入のもち米粉なども併せて取扱いお客様のご要望にお応えしております。

お客様には、ご愛顧賜れますようによろしくお願い申し上げます。

㈱丸千㈱もちや
代表取締役社長　上野太郎　

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